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なぜジャックはいつもイニシャルを間違えるのか、その理由(笑)

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バンコクの話で時どき登場するのが、

オーダーメイド専門店のジャックだ。

 

 

 

 

そうそう、いつも僕の服のイニシャルを間違えるやつ(笑)

 

 

 

 

いまではお店の固定電話に電話をしても、
こちらが名乗る前に嬉しそうに
「オー、シンジ!!」と返してくれる可愛いやつだ。

 

 

 

 

 

彼は正確にはテーラーではなく、オーナーである。人なつっこい笑顔で「シンジ!」と呼ぶのが憎めないけども、よくポカをする。

 

なんでかと言うと、

 

 

 

 

とにかくお客が多すぎて最終のチェックをしてないからだ。とにかく引きも切らずにお客がジャックの店に来る。

 

 

一昨日は、スウェーデン人男性が
一人で「9着」もスーツを作ってた。

 

 

 

昨日はインド人が
一人で「8着」も作るし

 

 

 

僕の紹介した友だちもスーツを
3着作るなんてのはザラだ。

 

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①初日は生地決めと採寸
②2日目は仮縫い
③3日目は納品(要望によりホテル配達)

 

 

 

なのでいつも彼の狭いお店は人でいっぱい。
隣近所の同業はいつもヒマそうにしてるのに、だ。

 

 

 

 

ジャックは自分をミャンマー人だと言う。
生まれはバンコクなんだけど、おじいさんがミャンマーから出てきてそのまま一家はバンコクにずっと住んでる。

 

 

 

 

 

でも彼はミャンマー人だといい、実際にジャックはタイ語は話せるけど書けないのではないかと思う。

 

 

彼は大変な人生とストーリをエネルギーに変えている。3歳で両親が亡くなり兄弟バラバラで親戚に引き取られた。それからの根性は素晴らしいの一言だ。

 

 

「いつも心の中でファイトを
    持ち続けないと面白い人生なんか送れるものか」

 

と、ジャックは言う。

 

 

ここでいうファイトとは他人との競争でなく、
自分の心にエネルギーを注ぐ熱い気持ちのことだ。

 

 

だから、彼はどんなに疲れていても
ファイトが心に燃え続けるてる。

 

 

 

とにかくこんな繁盛店は考えられない。
彼の熱心な性格とアイデアとセンス。
そして人なつっこい明るさ。
商売人には欠かせない要素を羨ましいくらいに満たしているジャック。

 

 

 

 

 

彼の新規客はすべてお客さんからの紹介だ。
同業店は通りに街中に山ほどあるし、もちろん広告なんて打ったこともないだろう。

 

 

 

 

なのに365日休みなしで
夜は11時までお店を開けてるし、それでもディナーを終えたお客が仮縫いや採寸にやってくる。

 

 

 

 

その後に採寸データをまとめ
テーラーに指示書をつくるジャック。
クタクタのはずだが彼の笑顔は絶えることがない。

 

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ただ、その忙しさがアダとなりぼくも紹介した友人から文句も言われたことが時々あるので、そのうちに僕は爆発した。

 

 

 

だいたい、イニシャルを間違えるのも
人任せにしてチェックしてないからだ。

 

 

 

 

いままで僕の紹介客で何十着もスーツを作ってるのに、なんだそれは!と。もう紹介しないって。

 

 

 

 

 

ジャックを信用して紹介しているのに、最後のチェックが出来てないから信用台無しだと。

 

 

 

するとジャックは、大好きなシンジに怒られて哀しそうな顔をしてこう言った。

 

 

 

シンジ、確かに僕が悪かった。
これからは寝ないで最後のチェックをする。
シンジの紹介のお客にはちゃんとするから。

 

 

 

 

いや、
ぼく以外のお客さんにもしなさいよ(笑)

 

 

 

 

調子に乗ってこんなのも作らせる(笑)
とにかく人を乗せるのがうまい。
熱心。

 

 

ぜひ、バンコクに行く時には寄ってやってみてください。シーロム通りのナライ・ホテルの3軒隣にありますから。

 

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小さな小さな
でもすごいすごい繁盛店です。

 

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