想像してみて欲しい。
世界の何億人もが見守るサッカーの世界的な大会の、勝負を決めるPKの場面にあなたは立っている。ゴールのどこに蹴り込むべきか。
世界が固唾を飲む。ましてや我が国では仕事や大事な用事まで手に付かないでこのPKを声も出さずにじっと見つめている。お父さんやお母さん、兄弟は外せば世間に顔向けができないだろう。
僕なら外したら国外逃亡だろうなぁ(笑)
想像して欲しい。あなたはどこに蹴り込むのか。
右か左か、それはなぜなのか。
あなたの強烈なシュートは軌道を確認して止められるほどヤワではない。キーパーはあなたの足がボールに触れた瞬間に間違いなく予測した場所に光よりも早い勢いで反応していくだろう。
PKの成功確率は統計によると75%だ。しかしそれは結果論だ。あなたがその25%になった瞬間にあなたは人生が終わってしまったと思ってしまうことだろう。レフェリーはホイッスルを口にした。間もなくあなたの人生の光と影が決してしまう。右か左か、どちらに蹴るか。右利きの選手なら左サイドに強いボールが蹴ることが分かってる。
だからキーパーがPKで左に飛ぶ確率は、統計で57%。
変わり者のキーパーが右に飛んでくれるのは、41%という統計が出ている。
なんと真ん中から動かない統計もある。その確率は僅か100本のうち2本。
こんなに美味しい話はない。なにも考えずに真ん中に蹴りこめばいいではないか。しかし、ではすべてがうまく行くかというと、目線で感ずかれたりタイミングが合わないでキーパーの長く伸ばした脚に弾かれることもよくある。一番失敗して後悔するのもど真ん中だ。
確かにリスクも高いのが真ん中である。しかし実はサイドを狙うよりも7%成功率が高いのが真ん中である。たった7%か、とまた迷う。
さあ、笛は鳴った。あなたはボールめがけて走り出す。自分と家族の運命を賭けてだ……。
実際に真ん中をめがけて蹴り込む選手の統計はどれくらいと思いますか。
実際には、17%だそうです。
あなたはどうですか?なかなか面白い資料でした。
(「0ベース思考」スティーヴン・レビット著 ダイアモンド社より)
ジュエリーミムラ 社長:三村真二
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