老子も言うとる。
「世の中の人々は皆言う。
わたしは道としては大であるが、バカのように見えるなら、大きいからこそバカに見えるのだ。
もし賢く見えるなら
もうずっと前から細々小賢しい印象であったろう」
そうだ、そうだ。
大きくありたいと思うなら
馬鹿にならねばいかんね。
わたしは会社でいつもいつも言ってることがあります。
それは、
「偉大なるちょいアホであれ」
ということです。
「ちょいと」でなければマズイですが
(笑)
わたしたちは自分を成長させるためには、まず「素直」でないといけない。
でも実は、
自分は自分が思う以上に「厚い殻」をかぶっているのです。
だから、
相手の言葉をどこかで見下したり、
相手のふところに入っていけなかったり、相手を受け入れたりするのが苦手だったりするのです。
みんなそうです。
だから、
素直になるためにはまず殻を破る。
でも他人に殻を破られるのはキツイ。
だったら、自分で殻は破ろう。
そのために、阿呆になる。
阿呆になるには、馬鹿になるのだ。
ミムラでは、この言葉をわたしは口を酸っぱくしていっている。
人から馬鹿と思われてもいいじゃないか。
どれだけ周りが喜んでくれることか。
「よくやるねぇ」
最高の褒め言葉ではないか。
小賢しい目で見られても、
どちらが大きいのかは、わたしの心こそが一番にわかっているからなのだ。
馬鹿になることを恐るな。
こんなに気持ちのいい「作務」はないのだから。
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